3-4 MagicMenu環境設定 – part2

Compression(圧縮)環境設定

「Compression環境設定」では、MagicMenuでアーカイブを作成する方法に関する設定を行います。StuffIt、Zip、Tarのそれぞれのファイル形式に対応する設定を行うタブと、そのほかすべてのファイル形式に適用する項目の設定から成ります。

MagicMenu_Pref_Compression

ファイル形式に共通の設定

  • Delete original files after compression(圧縮後にオリジナルファイルを削除):有効にすると、アーカイブを作成後にオリジナルのファイルやフォルダを削除します。
  • Ignore special Finder files during compression(圧縮時に特殊なFinderファイルを無視):有効にすると、Finder関係のファイル(デスクトップのデータベースファイルや.DS_Storeなど)がアーカイブ対象から除外されます。
  • Create individual archives per source file(ソースファイルごとに個別にアーカイブを作成):有効にすると、複数の項目を圧縮した場合も、各項目が独立したアーカイブとして圧縮されます。

StuffItタブ

StuffIt形式の圧縮に関する設定を行います。

  • Compression level(圧縮レベル):圧縮レベルを次のオプションから選択します。
    • Better Compression(圧縮率優先)
    • Faster Compression(速度優先)
    • No Compression(圧縮なし)
    • Custom(カスタム):「カスタム」 を選択すると、「StuffIt Xエキスパート圧縮の設定」ダイアログ(「StuffIt X エキスパート圧縮の設定」を参照)を使ってファイルを圧縮する方法を詳細に指定できます。
  • Segment Size(セグメントサイズ):ZipディスクやCD-ROMなどの一般的なバックアップメディアでそのまま利用できるように設計されたデフォルトのサイズから選択します。
    *最大のセグメントサイズは 9GB です。
    *「Maximum Possible」はアプリの性能上限およびコンピュータリソースの上限を組み合わせた場合のベストパフォーマンスを出せるサイズです。
  • Recompression(再圧縮ツール)ボタンデータタイプの構造を「逆アセンブル」し、StuffIt X独自の圧縮ツールで効率的にさらに圧縮をかけることによりファイルを縮小します。JPEG圧縮と同様に、この再圧縮技術はデータタイプの構造を「逆アセンブル」し、StuffIt X 独自の圧縮ツールで効率的にさらに圧縮をかけることにより、ファイルサイズを縮小しま す。StuffIt Xアーカイブから項目を解凍すると、特定のデータタイプの構造が作り直され、オリジナルの内容が復元されます。「Recompression」ボタンをクリックすると以下のようなシートが表示されます。再圧縮を実行したいファイル形式にチェックをします:

MagicMenu_Pref_Comp_recomp

Bit-perfect(ビットパーフェクト)とPixel-perfect(ピクセルパーフェクト)について

StuffItの再圧縮では常にソースファイルの完全なコピーである「ピクセルパーフェクト」なファイルを作成します。

ソースと出力とを比較してみても、品質が劣ることはありません。ただし、出力されたファイルは「ピクセルパーフェクト」ですが、「ビットパーフェクト」ではないというケースがあります。これは、内容自体はまったく同一であり補助データが失われることはなくても、エンコードが少しだけ異なるために出力されたファイルがソースファイルより若干大きくなること場合があるという意味です。

ほとんどの場合、解凍により作り直されたファイルはソースと完全に同一とみなされますが、チェックサムをかけた場合、二つのファイルは一致しない可能性があります。これは一般的に「ピクセルパーフェクト」と呼ばれます。一方、内容と構造はどちら完全に一致する場合を一般的に「ビットパーフェクト」と呼びます。

  • Encrypt archives with passphras(パスフレーズを使ってアーカイブを暗号化):有効にすると、パスフレーズを使ってアーカイブを暗号化します。パスフレーズは半角英数で大文字と小文字が区別されます。
  • Create Index Archives(インデックスアーカイブを作成):有効にすると、StuffIt Xアーカイブの作成時に、その代理となる「インデックス」アーカイブも同時に作成します。(インデックスについては「インデックスアーカイブについて」セクションを参照)
  • Create Backwards Compatible Archives(旧バージョンと互換性のあるアーカイブを作成):StuffIt Expander for Macバージョン 7.0とのみ互換性のある圧縮方法でStuffIt Xアーカイブを作成します。

Zipタブ

Zip形式の圧縮に関する設定を行います。

MagicMenu_Pref_Comp_ZIP

  • Preserve Macintosh content(Macintosh固有の情報を保持):ファイルをZipアーカイブに追加する際にMacintosh固有のファイル属性(リソースフォークやFinder情報など)を含めるかどうかを指定します。これらの情報は、Windowsベースのコンピュータでは必要ないの で、Windowsユーザーに送るファイルでは保持する必要はありません。

注意:その他のオプションについては、「StuffItタブ」セクションを参照してください。


Tarタブ

Tar形式の圧縮に関する設定を行います。デフォルトでは、Tarアーカイブでは圧縮は行われません。Gszip、Bzip2、またはUNIX圧縮を使用してTarアーカイブの圧縮を実行することができます。

MagicMenu_Pref_Comp_Tar

  • bzip2gzip、およびUNIX Compression level(圧縮レベル):圧縮レベルを選択します。(上述の「StuffItタブ」セクションを参照)
  • Preserve Macintosh content(Macintosh固有の情報を保持):ファイルをTarアーカイブに追加する際にMacintosh固有のファイル属性(リソースフォークやFinder情報など)を含めるかどうかを指定します。これらの情報は、Windowsベースのコンピュータでは必要ないの で、Windowsユーザーに送るファイルでは保持する必要はありません。

StuffIt Xエキスパート圧縮の設定

MagicMenu_Pref_Comp_adv

  • Compression method(圧縮方式)を以下のオプションから選択します:
    • None(圧縮なし):ファイルは圧縮されずにアーカイブに追加されます。
    • LZ(高速の圧縮と解凍):Lempel-Zivは、一般的な圧縮方法の一つで、圧縮・解凍のいずれの場合も最適なスピードを実現します。バイトの集合を以前に出現した同じバイトの集合への参照で置き換える仕組みです。LZ は、圧縮レベルが「速度優先」に設定されている場合に使用されます。
    • BWT(最高のサイズ/速度バランス):圧縮、解凍の速度とアーカイブファイルのサイズの最適なバランスを使うアーカイブ方式です。多様なファイル形式に適したこの圧縮方式は、データに可逆ソートを実行してデータを密に配置するためデータが圧縮しやすくなります。
    • PPM(最高のテキスト圧縮):テキストの圧縮に最も適した圧縮方式です。前のデータに基づいて次のバイトを予測する仕組みです。
    • Automatic by File Type(ファイルタイプにより自動):ソースとして選択されたファイルの種類ごとに最適な圧縮方法をBWTとPPM方式から自動判定します。
  • Compression level(圧縮レベル)

圧縮レベルでは、各方式でどれほど強力に圧縮を試みるかを設定します。スライダーを左方向(Faster)に移動するほど、レベルが低く設定され比例して圧縮色度が速まります。スライダーを右方向(Smaller)にするほど圧縮レベルが高くなり、強力に一致を見つけようとします。

  • Memory Consumption(メモリ使用量)

メモリ使用量を調整します。LZ方式の場合、どれほど前に遡って一致を探すかに影響します。PPM方式の場合は、予測情報の保管に使用されるメ モリ容量になります。

  • Error Correction(エラー訂正レベル)。StuffIt X形式ではエラー修正コードを含めてアーカイブを作成できます。エラー修正コードを加えることでサイズは増えますが、不良メディアやデコード中の転送エラーにより破損したで^他をStuffItエンジンが再構築できるようになります。以下のオプションから修正レベルを選択します:
    • Off(オーバーヘッドなし)
    • 1/128ブロック(1% オーバーヘッド)
    • 1/64ブロック(3% オーバーヘッド)
    • 1/32ブロック(6% オーバーヘッド)
    • 1/16ブロック(14% オーバーヘッド)
    • 1/8ブロック(33% オーバーヘッド)
  • Encryption Method(暗号化方法)。StuffIt Xアーカイブで使用する暗号化を次の4種類の圧縮方法がから選択します:
    • RC4 – 最大 512 ビットのキー長をサポートしています。
    • DES – 最大 64 ビットのキー長をサポートしています。
    • BlowFish – 最大 448 ビットのキー長をサポートして います。
    • AES – 最大 256 ビットのキー長をサポートしています。
  • Encoding(エンコード)。StuffIt XアーカイブはASCIIテキスト形式に変換することができます。テキストエンコーディングのレベルとは、ASCII文字セットのどれだけの文字を使用してデータをエンコードするかを定義するのものです。アーカイブを電子メールで転送する場合は、Base 64を、ニュースグループなどにファイルを提示する場合はBase 222をお勧めします。以下のオプションから選択します:
    • Base 64 (-L 1)
    • Base 85 (-L 2)
    • Base 222(-L 3)
  • Optimizers(最適化)

特定のファイルタイプを扱うために設計された特殊な圧縮方法です。StuffItは、実行ファイル (.exe)、Error Code Modeler(ECM)で作成したディスクイメージ、テキストファイル (.txt)の圧縮用に設計された最適化プログラムを搭載しています。

  • Blockmode(ブロックモード)

StuffItの効率的なファイル圧縮を目的として、ファイルをグループ化するかどうかを指定し ます。コンプレッサは長い歴史を利用できることになり、また複数のファイルで発生する冗長度を利用できます。

データセットによっては、ブロックモードは圧縮率の著しい改善を図ることができ、少なくともファイルを個々に圧縮するのとほぼ同じ速さになります。