StuffIt Destinations アプリのドック(アプリケーションドック)の右端には、アイコンが3つ縦に並んだタブがあります。
- 1番上の「StuffIt」アイコンをクリックすると、StuffIt Destinationsアプリのドックが折りたたまれ、スクリーン左端にタブだけが表示された状態でしまうことができます。ドックを表示するには、再度このタブをクリックします。
- 2番目の「+」アイコンをクリックすると、ポップアップメニューが表示され、ドックにタイルを追加作成できます。(詳しくは「タイルを作成する」セクションを参照してください。)
- 3番目の「ギア」アイコンをクリックすると、ポップアップメニューが表示され、StuffIt Destinationsの環境設定を開いたり、終了したりできます。これは標準的なアプリのアプリケーションメニューに相当します。(詳しくは「StuffIt Destinations環境設定」セクションを参照してください。)
タイルを作成する
新しいタイルを作成するには、StuffIt Destinationsアプリのドック右端にある「+」アイコンをクリックします。表示されるポップアップメニューには以下のように、2つのオプションがあります。
- Add Destination Tile:「Destination(圧縮して送信)」 タイルを作成します。
- Add Expansion Tile:「Expansion(解凍)」タイルを作成します。
圧縮・送信するタイルを作成する場合には Add Destination Tile を選びます。
解凍するタイルを作成する場合には Add Expansion Tile を選びます。
Expansion タイル
Expansion タイルを追加する場合に指定できる項目は以下のようになります。
Place contetnts in: どこに解凍するファイルを保存するかの指定
Create surrounding folder: 解凍時にフォルダを作成するかの指定
- When the archive contains multiple items
- 複数アイテムが圧縮されている場合にはフォルダを作成する
- Never
- フォルダを作成しない
- Always
- フォルダを作成する
- Mount disk images:
- dmg 形式ファイル(ディスクイメージファイル)が圧縮されている場合には、解凍時に dmg ファイルもマウントする
- Reveal in folder:
- 解凍したファイルの場所を表示する
- Move archive to Trash after expanding:
- 解凍後に圧縮ファイルはゴミ箱に移動する
- Growl:
- Growl 通知を利用する
- Email:
- Email 通知を利用する
Expansion タイルをカスタマイズする
Expansion タイルをカスタマイズするには、タイル上で control + クリック(右クリック)を行ってください。
- Edit Profile…:
- タイルの機能を編集する
- Custmize Tile…:
- タイルアイコンを変更や説明を変更する
-
Expansion Droplet Create Droplet:
- タイルの機能を持った Droplet (アプリケーション)を作成する。作成された Droplet はハードディスク上のどの場所に置いておくこともできます。
- Delete Tile:
- タイルを削除する
Destination タイル
Destination タイルを追加する場合に指定できる項目は以下のようになります。
Destination: どこに圧縮・暗号化したファイルを送り出すかを指定します
- Local:
- ローカル(お使いのコンピュータ上)に保存します
- Google Drive:
- Googleドライブに保存します
- CD/DVD:
- CD/DVDに焼きます
- OneDrive:
- Microsoft OneDriveに保存します
- Dropbox:
- Dropboxに保存します
- SendStuffNow:
- SendStuffNow™を使って送信します
- FTP:
- FTPサーバに送信します
- Disk Image:
- ディスクイメージファイル( .dmgファイル)として保存します
- Email:
- 電子メールで送信します
選択した送信先によって設定できるオプションが異なります。詳しくは「Destinationタイルをカスタマイズする」セクションを参照してください。
Packeaging: どのような圧縮・暗号化を行うかを指定します
- StuffIt X:
- StuffIt X形式( .sitx形式)で圧縮します
- Zip:
- Zip形式( .zip 形式)で圧縮します
- Tar with bzip2:
- tar と bzip2形式( .tbz形式)で圧縮します
- Disk Image:
- ディスクイメージファイル( .dmgファイル)に圧縮して保存します
- Encrypted StuffIt (sitx):
- StuffIt X 形式( .sitx形式)で圧縮して暗号化(パスワード付き)します
- Encrypted Zip:
- Zip 形式( .zip形式)で圧縮して暗号化(パスワード付き)します
StuffIt Destinations 環境設定
StuffIt Destinations の環境設定を開くには、「StuffIt Destinations」メニューから「Preferences…」と選択します。
General(一般設定)
Keep daily usage log(使用ログを保存する)
StuffIt Destinationsの使用ログを保存します。
Show Logs(ログを表示)
保存されているログをFinderに表示します。
Automatically check for updates(自動的にアップデートを確認する)
StuffIt Destinationsアプリのアップデートの有無を自動的にチェックします。
Start StuffIt Destinations at launch(Macの起動時に「StuffIt Destinations」を起動する)
Macを起動するときにStuffIt Destinationsアプリを起動します。
Show StuffIt Destinations in Dock(「StuffIt Destinations」をDockに表示する)
StuffIt Destinationsアプリが起動中はDockに表示します。
Advanced(詳細設定)
一般にファイルをダブルクリックすると、割り当てられたアプリが起動して開きます。ここでは、アーカイブをダブルクリックした時に、どのアプリで開いたり解凍するかを設定します。アーカイブによっては大量のファイルを含む場合がありますが、Archive Managerに割り当てをしておけば、内容を参照し、任意のファイルだけを抽出することもできます。
「Format(ファイル形式)」および「Assigned to(割り当て)」リスト
ファイル形式(拡張子)ごとに割り当てるアプリを指定します。
Assign all to StuffIt Destinations(すべてをStuffIt Destinationsに割り当てる)
クリックして、リスト上のすべてのファイル形式をStuffIt Destinationsに割り当てます。
Assign to StuffIt Destinations(StuffIt Destinationsに割り当てる)
左のリストから選択したファイル形式をStuffIt Destinationsに割り当てます。
Assign to Archive Manager(Archive Managerに割り当てる)
左のリストから選択したファイル形式をArchive Managerに割り当てます。
Dropletとは
Dropletはハードドライブ上のどこにでも配置できるカスタムタイルのことで、Destinationsアプリケーションを起動することなく、手軽によく使うStuffItコマンドを実行できます。
Dropletを作成するには、StuffIt Destinationsを起動し、元にしたいタイルを右クリック(control+クリック)して表示されるメニューから「Create Droplet(ドロプレットを作成)」と選択します。ドロップレットの名前と保存先を尋ねられます。
作成したドロップレットにファイルをドラッグアンドドロップすると、元になったタイルの設定に従って、アーカイブの作成や解凍が実行されます。
ドロップレットは独立した小さなアプリです。ドロップレットを作成した後から、元になったタイルの設定を変更してもその変更は反映されません。